夏だけど「帽子」が似合わない…美容師が教える、絶対に失敗しない“帽子えらび” “かぶり方”とは
「実は万人に似合う!」夏のチート級帽子は
それでは上記の3つのポイントを踏まえた上で、夏の帽子選びを解説します。万人が取り入れやすいチート級の帽子は、ズバリ「キャップ」と「ハット」です。 キャップは「ローキャップ」が万能 帽子でまず取り入れたいのは、ベースボールキャップです。夏が過ぎてもオールシーズン使えて、困った時にも被るだけで助けてくれる、万能アイテムです。 キャップは元々はスポーツ用品なので、カジュアルな印象になりやすいアイテムです。しかし、一口に「キャップ」と言っても、タイプによって扱いやすさが違います。 帽子に慣れていないようであれば、まずは「ローキャップ」と呼ばれるものを選びましょう。浅く被るタイプでツバが丸くなっているため、可愛くも大人っぽくも被ることができます。 対して、「ニューエラ」に代表される、ツバが真っ直ぐで深く被るタイプのキャップは、ストリート感が強く子供っぽい印象になりやすいため、万人にはオススメできません。 また、「真ん中のロゴ」が大きかったり、派手だったりするものは悪目立ちしやすくなるため、中~上級者向き。選ぶ際には「色」や「柄」が控えめなもの、「ロゴ」が小さめなものをチョイスしましょう。
ハット攻略のポイントは、ツバのハリ
ツバが全面に広がる「ハット」は、シルエットが縦にも横にも広がるため、特に小顔効果が高いアイテムです。 ハット選びの最重要ポイントは「ツバのハリ」です。ツバにハリがある帽子は、クラシカルで、シックで大人な印象になります。対して、ツバがクシュッとしたものや、動きのある形になるほど、カジュアルな印象になります。 最もクラシカルなハット(山高帽)は大人でセクシーな印象が強いのですが、最近のトレンドでは人気が下火です。とはいえ定番品なので、被るだけで大人スタイルにすることができます。
「バケットハット」はトレンド感あふれる印象に
目下、世間を席巻中の「バケットハット」は、被るだけで今っぽいスタイルになる、万能ハットです。クラシカルなハットと同様、シルエットが横に広がるためバランスが取りやすく、様々なヘアスタイルに合わせやすいのもポイントです。 バケットハットの多くはツバが下を向いているため、目元が隠れやすく、クールでミステリアスな印象が強くなります。 一方で、流行を受け、様々な素材や形のバケットハットが売られていますが、韓国で流行しているような、つばの広がりが控えめで、鉤針編みの柔らかい素材のものなどは、難易度が高めになります。 街着として大人っぽく被りたい場合には、ツバにしっかりハリがあるものを選べば、大人っぽい印象になるのでオススメです。 そして、バケットハットはアウトドアシーンから派生した帽子のため、ナイロンなどのクシャッとした素材のものも多いです。これらも上手に取り入れないと、“ガチ”アウトドアっぽく見えるため、使い方には注意が必要です。