「経営陣に難が…」絶好調のバルセロナがラ・リーガ制覇を成し遂げるのは困難? 現地のジャーナリストが問題点を指摘!
開幕4連勝と最高のスタートを切ったバルセロナだが、クレ(バルセロナのファンの愛称)でもあるスペイン人ジャーナリストのダビド・サンチェス氏は、ラ・リーガを制覇するのは難しいと語っている。その内容をスペインメディア『ELDESMARQUE』が、現地時間3日に報じた。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! バルセロナは、今季から指揮を執るハンジ・フリック監督の下、4試合で13ゴール3失点と強さを見せている。DF陣にけが人が多いことや開幕から17歳とは思えないプレーぶりを見せていたMFマルク・ベルナルが長期離脱を強いられたことは痛手だが、新加入のダニ・オルモは早くもフィットしており、このままの勢いでラ・リーガ制覇を期待する声も高まっている。しかし、サンチェス氏はその意見には懐疑的だという。 サンチェス氏は、「バルサがリーグを制覇することはないだろう。なぜなら、チームの選手層が非常に薄いからだ」と述べ、「今の段階で最も良いプレーをしているチームは、バルサで間違いないが、ラ・リーガはとても長い。2人がけがをしたら、その時点でもう代わりがいない」と、選手層の薄さに言及。さらに、「マルク・ベルナルが怪我をしたが、17歳の選手の代役がいないんだ」と強調して指摘している。 それでも「バルセロナは、今季も苦しむことになるかもしれないが、これまでの試合は評価されるべきだ。フリックは、素晴らしい仕事をしており、経営陣に難があるにも関わらず、彼は素晴らしいチームを作っている」とドイツ人監督を称賛している。果たして、バルセロナは現在の強さを維持して、22/23シーズン以来のラ・リーガ制覇を成し遂げることができるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部