【定額減税】6月給与の手取り額「月収30万円」の単身者は手取り「約2万円」増!?
【家族構成別】定額減税により6月給与の手取りはいくら増えるのか
月収30万円(年収360万円)の人で、「単身世帯・夫婦世帯・子育て世帯」の家族構成別にシミュレーションしてみましょう。 ●【単身世帯】定額減税により増える6月給与の手取り まずは、単身世帯の場合でシミュレーションしましょう。 単身世帯は扶養する人がいないため、定額減税額は、所得税が年間3万円・住民税が年間1万円です。 本来、6月の給与で源泉徴収される所得税の目安は6750円、住民税の目安は1万2670円のため、定額減税により増える6月の給与の手取りは1万9420円(6750円+1万2670円)となります。 *社会保険料は給与の15%・年収360万円で計算 なお、控除しきれなかった2万580円(4万円ー1万9420円)は次回以降の給与等から差し引かれる仕組みです。 ●【夫婦世帯】定額減税により増える6月給与の手取り 次に、片働きの夫婦世帯でシミュレーションしてみましょう。 配偶者を扶養するため、定額減税額は所得税が年間6万円(3万円×2人分)・住民税が年間2万円(1万円×2人分)です。 本来、6月の給与で源泉徴収される所得税の目安は5140円、住民税の目安は8420円のため、定額減税により増える6月の給与の手取りは1万3560円(5140円+8420円)となります。 *社会保険料は給与の15%・年収360万円で計算 なお、控除しきれなかった6万6440円(8万円ー1万3560円)は次回以降の給与等から差し引かれる仕組みです。 ●【子育て世帯】定額減税により増える6月給与の手取り 最後に、配偶者1人と子ども1人を扶養する世帯の場合でシミュレーションしてみましょう。 配偶者と子どもを扶養するため、定額減税額は所得税が年間9万円(3万円×3人分)・住民税が年間3万円(1万円×3人分)です。 本来、6月の給与で源泉徴収される所得税の目安は3510円、住民税の目安は4170円のため、定額減税により増える6月の手取りは7680円となります。 *社会保険料は給与の15%・年収360万円で計算 なお、控除しきれなかった11万2320円(12万円ー7680円)は次回以降の給与等から差し引かれる仕組みです。 ぜひ、6月の手取りをシミュレーションする際の参考にしてみてください。