石川祐希

　パリ五輪で悲願のメダル獲得を目指す男子日本代表の各選手が、大舞台に向けての意気込みを明かした。 　日本協会は24日、パリ五輪の代表メンバー12選手を発表。2大会連続出場の主将・石川祐希（ペルージャ）は「有観客で開催される五輪は初めてなので非常に楽しみです。この12人以外にも一緒に練習してきた仲間や支えてくださる方の思いを全て受け止め、結果を出す。メダルを取る。その覚悟を持ってオリンピックに臨みます」と抱負を述べた。 　その上で「パリ五輪では金メダルを取ることが最大の目標です。もう五輪は目の前です。ここからの時間が非常に大事なので、常にメダルを取ることを考えて、本気でスタッフ含め選手全員で練習していけるか。残りの1か月でどれだけ内容の濃い練習を継続してできるかが重要なので、そこを意識していきたいです」と締めくくった。 　石川ともに攻撃の軸を担う高橋藍（サントリー）は「日本代表選手に選ばれたことに非常にうれしく思います。その自覚と責任を持ち、メダル獲得に向けて頑張りたいです。本大会までの期間、コンディションを整え、気持ちをオリンピックに向けて作っていきたいと思います。目標はメダル獲得です」と決意し、西田有志（大阪ブルテオン）は「東京五輪で悔しい思いをし、常に勝ちを求めてきました。今回その気持ちも込めて、チームでメダル獲得という結果を求めていきたいと思います」と闘志を燃やした。 　ネーションズリーグ予選ラウンドを終えて世界ランキング2位に順位を上げた日本は、26日に行われるパリ五輪の1次リーグ抽選で第1ポットに入ることが確定。開催国で東京五輪金メダルのフランス、世界ランク1位のポーランドとの対戦は回避される。