阪神打線が15三振で沈黙…坂口氏「カウントの進め方が今日は逆だった気がするんですよね」
◆ 「バッターが山を張りすぎてる」 阪神がオリックスに完封負け。連勝も3でストップとなってしまった。この日はオリックスの先発・曽谷龍平に圧倒されたことが敗戦に直結した。初回から3番の森下翔太、4番の近本光司が連続三振でスタートしてしまうと、4回から5回にかけて5者連続三振と沈黙。結局曽谷から6回までに12個の三振を奪われ、後を継いだ山田修義からも3者三振を喫するなど、この試合合計15三振で屈辱の完封負けとなった。 試合後岡田監督が「三振は見送りの方が多いやろ。そらあかんわなボール球を振って、ストライクを見送ったら」とコメントしたことに、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを努めた高木豊氏は「監督はその見逃しの方が多いっていう印象だったと思うんですが、やっぱり15個中7個はちょっと多いですね」と言及すると、解説者として出演した齊藤明雄氏は「ピッチャーからすると、うまく読みを外してるっていうのもあると思うんですけどね」と違う視点で解説。続けて「見てる限り甘いコースなんですね。バッターが山を張りすぎてるのかなっていう感じも見受けられますよね」と打者心理をも分析した。 もうひとりの解説者の坂口智隆氏は「振ってほしいとこではありますよね。ことを起こすと言いますかね」としながら「カウントの進め方が今日は逆だった気がするんですよね。ボール球に手を出してしまって、ボール球を振ってはいけないと追い込まれて、見逃し三振っていう結果が多かったので。ファウルファウルで見逃し三振ならまあ仕方ないって感じなんですけど…」と負の連鎖に陥ってしまったのではと打者目線で推測した。 3連勝と一気に波に乗りたかった阪神だが、関西ダービー初戦で出鼻をくじかれてしまった一戦となってしまった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING