阪神タイガース・髙橋遥人(C)産経新聞社

8月11日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 中日[1-3]巨人 DeNA[4-5]ヤクルト 阪神[4-0]広島 日本ハム[8-7]西武 ソフトバンク[5-2]楽天 ロッテ[6-1]オリックス 読売ジャイアンツが接戦を制した。巨人は2回、坂本勇人のタイムリーで先制。5回には丸佳浩のタイムリーで中押し、9回には代打・長野久義のタイムリーでダメ押しに成功した。投げては先発の菅野智之が、9回途中1失点の快投で11勝目を手にした。敗れた中日ドラゴンズは投手陣が好投も、打線が9安打1得点と繋がりを欠いた。 東京ヤクルトスワローズが接戦を制した。ヤクルトは初回、長岡秀樹の2試合連続となる5号ソロで先制。3-3で迎えた7回には長岡の6号2ランが飛び出し、これが決勝点となった。投げては2番手で1回無失点の大西広樹が6勝目。横浜DeNAベイスターズは2番手の山﨑康晃が痛恨の一発を浴びた。 阪神タイガースは投打が噛み合い快勝。打線は初回、森下翔太のタイムリーなどで2点を先制。4回には前川右京、8回には大山悠輔の一発が飛び出しリードを広げた。投げては3年振りの登板となった先発・髙橋遥人が、5回4安打無失点、7奪三振の好投で、今季初勝利を手にした。広島東洋カープは投打で振るわなかった。 北海道日本ハムファイターズが逆転勝ちで5連勝。日本ハムは2点を追う4回、レイエスの9号2ランで同点に追いつく。続く5回には清宮幸太郎の8号2ランなどで勝ち越しに成功した。投げては先発の伊藤大海が、7回5失点（自責4）で9勝目。埼玉西武ライオンズは8安打7得点と繋がったが、投手陣が精彩を欠いた。 福岡ソフトバンクホークスが快勝。ソフトバンクは4回、山川穂高の3試合連続となる22号2ランで先制。その後も柳町達のタイムリーなどで追加点を挙げた。投げては先発のスチュワート・ジュニアが7回2安打無失点の快投で、今季7勝目を手にした。東北楽天ゴールデンイーグルスは9回、村林一輝のタイムリーで2点を返すも、反撃が遅かった。 千葉ロッテマリーンズが快勝。ロッテは初回、藤岡裕大の5号2ランなどで3点を先制すると、その後もソトのタイムリーなどで効果的に追加点を挙げた。先発の種市篤暉は9回2安打1失点の快投を披露し、7勝目を完投で飾った。オリックス・バファローズは打線が2安打1得点と振るわなかった。