前田公輝初主演舞台「ミセン」公開稽古で「僕自身が幸せを感じているので共有したい」
俳優の前田公輝が9日、初主演するミュージカル「ミセン」の公開舞台稽古を行った。 韓国で社会現象となったウェブコミックが原作で、韓国でドラマ化。日本でも2016年にフジテレビ系で「HOPE~期待ゼロの新入社員~」として放送され、今回世界初のミュージカルとして上演される。囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ、コネで商社のインターンとして働くことになる主人公のチャン・グレ役を演じる前田は「見終わったあとに余韻が深く続く作品。僕自身がすごく幸せを感じているので、それらを共有させていただけたらステキな舞台になる」と意欲を語った。 上司のオ・サンシク課長を演じる橋本じゅんは「舞台生活40周年。5年ぶりの舞台なんですけども、今回は新鮮。全18回公演、まばたきしている間に通り過ぎてしまいますので、本当に見ていただきたい」とアピールした。演出を務めたオ・ルピナ氏は「チャン・グレが世の中を囲碁というフィルターを通して見るというものを面白く表現してみたかった。ステージの一番高いところにカメラを置いて、碁盤のように、お客様も見られると思う」と、自信をのぞかせた。 公演は10日~14日まで大阪・新歌舞伎座で開幕。2月1日、2日に愛知・愛知県芸術劇場大ホール、同6日~11日まで東京・目黒パーシモンホールで上演される。
報知新聞社