狛江高校ダンス部、光るオリジナルシューズに歓声!創作ダンス『緑庭』独特の世界観に評価
昨年8月に開催された「第11回全国高等学校ダンス部選手権(avex presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP、以下DCC)」Chiyoda賞の贈呈式が3月31日、東京都狛江市の狛江高校で行われた。 【写真】光るオリジナルシューズを手に「緑庭」を踊る狛江高校「CIERA」 DCCは全国の高等学校ダンス部の頂点を決める創作ダンスイベント。同校ダンス部「CIERA(シエラ)」の作品「緑庭(グリーンガーデン)」がシューズ専門店「チヨダ」による同賞を受賞し、記念品として “オリジナルシューズ” が贈られた。
シューズを制作したチヨダの永田誠二さんは「最初にスケッチを見た時に、『緑庭』に込めた思いがぎっしり詰まった靴ができそうだという期待と同時に、本当にダンスが踊れる靴になるのかなという不安もありました。ダンス部の皆さんのおかげでここまでこぎつけ、世界にひとつしかないオリジナルシューズができたと思います」。 DCCを主催するエイベックスの八幡裕也さんは「『緑庭』は衣装から小道具まで、独特な世界観を表現していたのが印象的な作品でした。その世界観を貫きつつダンスが目を引く構成で、皆さんの日頃の練習のたまものなのだろうと感じました。皆さんの作品がChiyoda賞を受賞されたことは、私個人としてもとてもうれしく思っています」と挨拶した。
その後、ダンス部メンバーがデザインしたオリジナルシューズが一人ひとりに手渡され、カウントダウンしてシューズボックスを開けると「うわーっ」という歓声と共に「すごい!」「かわいい」「ピカピカする」と喜びの声が上がった。 シューズはFILAブランドをベースに制作され、その特長を丸紅フットウェアの坂本清一郎さんは「光るシューレースがついて、ボタンを押すと点滅するパターンが変わります。レースポケットを折り返すと黄緑色のブランドネームがあり、ソールは蓄光素材で暗いところで光るようになっています。日常用に緑色のシューレースと、記念に皆さんの名前が入ったインソールが入っています」と説明。