【DeNA】今シリーズ打率.083の宮﨑敏郎が7回に追撃ソロ!日本シリーズ通算3本目 2番手・尾形の153キロの直球を左翼スタンドへ
■プロ野球 SMBC日本シリーズ2024第4戦 DeNAーソフトバンク (30日 みずほPayPay) ソフトバンクの日本シリーズ連勝記録を14で止め2勝1敗で迎えた日本シリーズ第4戦。DeNAは7回に5番・宮﨑敏郎の今日本シリーズ第1号ソロで追加点を挙げ2-0とした。 スタメンは1番センター・桑原、2番セカンド・牧、3番レフト・筒香、4番DH・オースティン、5番サード・宮﨑、6番ライト・梶原、7番ファースト・佐野、8番キャッチャー・戸柱、9番ショート・森敬のオーダーを組んだ。9月15日・広島戦で右手首に死球を受け骨折した山本祐大がベンチ。 相手先発・石川柊太に対し、初回は1番・桑原が遊ゴロ、3番・筒香は相手投手のグラブをはじくも、三塁手・栗原の好守に阻まれ三ゴロで三者凡退。 ケイの立ち上がりは、圧巻の3者連続三振。2回の攻撃は、先頭のオースティンが中前安打を放つと、2死となるも佐野の打球は一塁手の頭を越える右前安打、左足甲の打撲で手負いのオースティンは三塁へ激走。一、三塁と好機を広げるも、戸柱が遊飛で先制ならず。 それでも4回に1死から、オースティンが1ボール2ストライクからの146の直球を逆方向、ライトホームランテラスへソロ本塁打を突き刺し先制。日本シリーズ初本塁打、CS含め3本目となった。 一方、ケイは3回までパーフェクト、6奪三振を奪う快投。4回には先頭の柳田に右前安打を浴び、初めて走者を背負うも、牧秀悟のダイビングキャッチもあり中軸を封じるなど、5回まで73球、2安打、無四死球、無失点。 さらに6回には先頭の桑原が左前安打で出塁。しかし牧が二飛、筒香が空振り三振で2死。ここでソフトバンクは2番手・尾形に交代し、オースティンが打席に立つも高めの直球に空振り三振に終わり追加点を奪えず。 ケイは6回裏に、安打と四球などで2死二、三塁のピンチを招くも4番・山川を中飛に打ち取り雄たけびを上げる。 すると7回に、続投の尾形に対し、ここまで今シリーズ12打数1安打、打率.083の5番・宮﨑が1ボールからの2球目の153キロの直球をレフトスタンドへ運び2-0と待望の追加点。宮﨑の日本シリーズでの本塁打は通算3本目、2017年の第4戦(対ソフトバンク)以来のアーチとなった。