台風13号に関する総合情報(22:36)
気象庁によると、 台風第13号は、暴風域を伴って奄美大島の西を北西へ進んでいます。奄美地方では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒してください。また、九州南部・奄美地方では、うねりを伴った高波に警戒してください。 気象庁の発表内容は以下のとおり。 [気象概況] 台風第13号は、14日21時には奄美市の南西約40キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径75キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。 今後、台風は発達しながら、東シナ海を北西へ進むでしょう。 [風の予想] 南西諸島では、15日未明にかけて、非常に強い風が吹く所があるでしょう。 15日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 奄美地方 25メートル (35メートル) 沖縄地方 20メートル (30メートル) [波の予想] 九州南部・奄美地方では、15日明け方にかけて、うねりを伴い大しけとなる所がある見込みです。 15日に予想される波の高さ 九州南部 6メートル うねりを伴う 奄美地方 6メートル うねりを伴う [雨の予想] 南西諸島や九州南部では、15日にかけて台風本体や台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。 15日0時から16日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、 九州南部 120ミリ 奄美地方 120ミリ [防災事項] 奄美地方では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒してください。また、九州南部・奄美地方では、うねりを伴った高波に警戒してください。 南西諸島や九州南部では、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 [補足事項等] 地元気象台が発表する防災気象情報に留意してください。次の「令和6年 台風第13号に関する情報(総合情報)」は、15日5時頃に発表する予定です。