サクライ課長のデニムな仕事着&家飲みコーデ。ハプニング続きの“着回し”物語、第4弾!
“動けるデニム”をPRすべく、TikTok用のダンス動画を撮影したユースケたち。しかしノリノリのユースケに対し、エミリは若干引き気味の様子……。 ▶︎すべての写真を見る しかもサクライのミスも発覚!? ハプニング続きの“着回し”物語、第4弾どうぞ。
Day 10 Wed. ユースケ部長、なんかズレてる!? 私がしっかりしなくちゃ!!
「いつも一生懸命だし、“働かないおじさん”ってわけでもないし、人間としては大好き。でもな~んかピントがずれている!?」と悩むエミリが読んでいるのは『働かないおじさん問題のトリセツ』。 一応、ユースケが定めたルールを律儀に守り、デニムのワンピースを着てはいるが、アメリカ的合理主義が身についているNY育ちのエミリにとって、このルールに意味があるとは到底思えない。 それにTikTokは確かに重要なマーケティングツールだけれど、今やることなのだろうか、とも。しかし、文句を言ってても始まらない。 「まずは私なりのユースケ部長のトリセツを作って、しっかりコントロールしなくちゃ。部長は単純だからある意味扱いやすいし、褒めて伸ばせばいけるタイプね」と持ち前のポジティブ思考で今後の作戦に頭を巡らせた。
Day 11 Thu. ヤベ~やっちまったなぁ。どうする? どーなっちゃうのオレ?
自宅近くの瀟洒なカフェで悠々とリモートワークしていたサクライに、エミリから突然の電話が入る。 「サクライさん、なんか会社に信じられないくらい大量の生地サンプルが届いているんですけど……」。一旦電話を切ったサクライがパソコンを開いて確認すると、一瞬我が目を疑った。 「イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン……」。いや、そんなはずはない。きっとコンタクトレンズがちょっと曇ってるだけだな。 目薬を差してもう一度、「イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン……」。サクライの顔から血の気が失せ、みるみる青ざめていく。 メーカーに発注していた生地サンプル数の桁が違い、そこにはとんでもない金額が記されていたのだった……。
サクライの着回しアイテム 【L】「アニエスベー」のデニムパンツ 【7】「エストネーション」のニット