ヤマハ初の"カーボンフェースドライバー"を女子プロがテスト! 飛ばし屋・神谷そらもショットメーカー・永井花奈も高評価
先週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントの練習日に、ヤマハの未発表ドライバーが契約選手たちに手渡された。早速テストした女子プロたちに、手応えを聞いた。 ヤマハ未発売ドライバーの"中身"
「INPRES DRIVESTAR」の「 TYPE/S」と「 TYPE/D」の2本をテスト
「TYPE/S」は同週開催の横浜ミナトチャンピオンシップで、藤田寛之や今平周吾らがテストし、「ポテンシャルがある」と評価。ボール初速をクラブスピードで割った数値で評価する「スマッシュファクター」が1.5を超えると、藤田は現在使用中の「RMX VD/M」からこちらの「INPRES」にチェンジしたい意向を示した。結局、藤田の横浜ミナトチャンピオンシップでの投入は見送られたが、今平の使用は確認されている。
2本を試した神谷そらは、藤田と同様「TYPE/S」が気に入った様子。微調整を施した「TYPE/S」でショットした結果、そのスマッシュファクターが「1.5」を超えた。 「フェースにボールがぐにゃっとくいついた感じ。私はフェースにボールが食いつくほうが好きなのでいままでのモデルよりいいですね」 計測値はふだんより、初速もキャリーもアップ。ドライビングディスタンスがツアー3位の飛距離をさらにアップさせるポテンシャルを秘めていそうだ。
永井花奈も「TYPE/S」を選択。 「構えやすいです。私はフェースと上(クラウン)が両方クロというヘッドは構えづらく感じていて、いままではフェースの色を加工して、特注でつくってもらっていたんですが、この新しいドライバーは両方クロでも構えやすかったです。それに、打感が軟らかくて、食いつく感じがあって安心感があります。一つ前のドライバーは、球離れが気になっていましたが、新しいのはフェードを打ちたいときに左につかまって出てから、イメージ通りのボールが打てるのがいいですね」 シャフトと新しいドライバーのヘッドがマッチすれば「すぐ使いたいです」と嬉しそうに話した。
「最近では珍しくカチャカチャではないのも良さそうです」とも……。 新ドライバーはまだリリース前で内部構造などの”秘密”は明かされていないが、永井のコメントにいくつか新ドライバーのヒントが隠されていた。 永井が構えやすいと話した"クラウン部分もフェース部も黒(色)で、フェースの部分もカーボン素材らしい"ということも伝わった。
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