だるい、調子が出ない…。なんとなく不調なときに医師たちがやっていることを聞いてみた【素敵ドクターズ100名の養生ルーティン④】
気象変動による不調には、鎮痛剤や頭痛薬などを服用
内科・皮膚科・美容皮膚科医の武田安代さんは「気象病」を自覚していて、天候に合わせて対策をしているそう。 「気象病で天候が体調に影響するので、不調を感じたらアプリをチェック。気象変動によるものであれば、鎮痛剤や片頭痛薬、めまい薬などを服用するようにしています」(武田安代先生)
【教えてくれたのは】 武田安代さん わかばクリニック院長。医療法人社団 健徳会 わかばクリニック 内科・皮膚科・美容皮膚科医。2020年にわかばクリニック院長に就任。長年の経験による豊富な知識、 確かな診断、技術に定評がある。日本美容皮膚科学会正会員、サーマクール認定医、抗加齢医学会専門医、日本皮膚科学会正会員。「クリニック、仕事で力を入れていることは、ご予約からクリニック滞在中、アフターケアまで安心して通っていただくよう、カウンセリングでは主観的にならないよう傾聴し、個々の患者さまの希望に最もよい治療法を探して施術し、その期待に応えられるように努めています。 趣味は、旅先の非日常空間で風景を眺めたり、人間ウォッチングをすることです」
短時間でも瞑想の時間をとると、仕事に集中できる
どこでもできるこんな方法で集中力をアップしているのは、医学博士廣瀬嘉恵さん。 「短時間の瞑想を。体の調子が悪かったりすっきりしないときは、短時間でも目をつぶって仮眠の時間をとります。瞑想と言って一般的にイメージされるような、座禅を組んで精神統一する状態ではなく、目を閉じてゆっくり深呼吸する程度のニュアンスです。精神的なリラックス&リフレッシュに効果があり、再び仕事に集中できるようになります」(廣瀬嘉恵先生)
【教えてくれたのは】 廣瀬嘉恵さん 医学博士。 銀座よしえクリニック 総院長。1995年、東京大学大学院医学研究科修了。東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務を経て、2003年、医療法人社団 優恵会 銀座よしえクリニック大岡山院(旧ひろせ皮フ科)開設。2015年、銀座よしえクリニック総院長に就任。銀座・大岡山・表参道・都立大学・新宿・池袋・横浜・六本木の8つのクリニックを展開。著書に『美容皮膚科医が本気で教える肌の悩み別対処法 「若いね」といわれる美肌づくり』(角川フォレスタ)。 取材・原文/野々山 幸(TAPE)