やっぱり中古イタリア車?警告灯が点灯!オイル漏れの痕跡!? 原因は自動制御MT"デュアロジック" 【フィアット500PINK!オーナーレポート vol.3】
東京・江戸川区のプロショップ『ピッコロカーズ』に点検を依頼
東京・江戸川区に店を構える『ピッコロカーズ』。この店はフィアット500を中心とした欧州製コンパクトカーを得意とするスペシャルショップで、近年はデュアロジック故障時の駆け込み寺としても知られている。ここは以前、弟が乗っていたクライスラー・イプシロンを手放す際にお世話になった。 由布院からの復路でのミッション警告灯が点灯した件もあり、ナンバー取得後にセカンドオピニオンとして点検をお願いしようと思っていたので、併せてデュアロジックオイル漏れを含めて点検を依頼すべく、社長の竹門 聡さんに連絡を取ることにした。電話口に出た竹門さんは「お盆の16日でしたら時間が空いていますから、その日に買ったクルマを持ってきてください」と点検を快く引き受けてくれた。
原因はデュアロジックオイルの漏れではなかった!
約束の時間にピッコロカーズを訪れると、出迎えてくれた竹門さんは「おお、PINK!とは珍しいですね。コミコミ50万円で買われたんですか? パッと見したところコンディションも良さそうだし、良い買い物をしましたね」とお褒めの言葉をいただく。 さっそくボンネットを開けて竹門さんに点検してもらう。「話を聞く限り、しっかりした店で購入されたようですし、オイル漏れの可能性を低いと思いますが……」と言いながら要所要所をチェックしてもらう。「前オーナーはしっかりとメンテしていたみたいですね。山崎さんも気づかれたと思いますが、デュアロジックオイルの交換がしやすいように、タンクの遮熱板が加工されています。こうするとタンクへのアクセス性が改善するんですよね」と竹門さん。 「う~ん、オイル漏れの痕跡はないのですが……あ、原因がわかりましたよ。デュアロジックオイルを交換する際にわずかに飛散したオイルが周辺に付着して、時間の経過とともに滴り落ちたんですよ。手が入りにくく補機類で見えにくいところなので、プロが作業してもこういうことがどうしても起こり得るんですよね。清掃しておきますので、これで問題は解決したハズです」 オイル漏れの可能性はこれで退けられた。
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