「ワン・ダイレクション」ペインさん転落死で新展開 ホテル職員が新たな捜査対象に
英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」リアム・ペインさん(享年31)の死の捜査に新たな展開があった。 【写真】11年前…来日したワンダイレクション 裁判官はホテルスタッフの関与を疑う余地があると判断した。アルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの従業員2人が正式な捜査を受けていると伝えられ、捜査対象者の数はこれまでの3人に加え計5人になった。英紙デーリー・スターが10日、報じた。 10月16日にブエノスアイレスのホテルの3階バルコニーから転落死したペインさんに関する捜査は現在、容疑者5人まで拡大された。新たにホテルの従業員2人について捜査が行われている。 11月7日、弁護士らは、アルコールと薬物で意識不明のペインさんを置き去りにした可能性と、違法薬物譲渡の罪で、3人の男が正式に起訴されたと発表した。 今回、新たに関与が疑われた人物の1人はホテルの受付で働いており、ペインさんが3階のバルコニーから転落して死亡する前に緊急医療援助を求めて緊急通報したとされている。この人物は、事件直前にペインさんを部屋まで運んだ3人の男性のうちの1人でもある。 先日、ペインさんがバルコニーから転落する前に、ペインさんをロビーから運んでいる様子が撮影された従業員らに対して、検察が過失致死罪で起訴することを検討していると示唆された。 最初の尋問はズームで行われる予定で、12月17日から19日の間に予定されている。 検視の結果、ペインさんはアルコールと薬物を摂取しており、抗うつ剤の残留物が血流中に浮遊していたことが判明した。 検察側は、ペインさんが自殺したという臆測を否定し、ホテルのバルコニーから転落した際に「半意識不明または完全意識不明」の状態にあり、「自分が何をしているのか分からなかった」と説明した。 ペインさんが亡くなる直前に一緒にいた2人の女性エスコートは、現在、無罪となっている。
東スポWEB