「大韓サッカー協会創立以来最大の危機」問題続きの韓国サッカー界、現会長を弾劾して再任を防ぐ動き?「危機を収拾する第一歩」
サッカー韓国代表監督の選任過程が不透明だったことを巡る騒動で、大韓サッカー協会会長のチョン・モンギュ氏は韓国国内で厳しい批判にさらされている。韓国メディア『スポーツトゥデイ』は現地時間1日に、現会長の再任を防ぐために弾劾に動く可能性があると報じていた。 【順位表・組み合わせ】W杯アジア最終予選(3次予選) 大韓サッカー協会が現代表指揮官のホン・ミョンボ監督を任命する際に、選任過程で違反があったとして韓国サッカー界は揺れている。チョン・モンギュ会長は国政監査に証人として出席しており、事実確認や調査が行われている状況だ。 13年から3期連続で会長を務めているモンギュ氏は、任期が来年1月までとなっている。しかし、今回のスキャンダルに関連して会長職を続投する意思があるかと尋ねられると、「多角的に検討する」と曖昧な回答でお茶を濁していたようだ。 同メディアは、「チョン・モンギュ会長4選を防ぐには弾劾しかない」と述べた上で、「大韓サッカー協会は創立以来最大の危機を迎えている。会長のリーダーシップは崩壊した。もはや弾劾の道しかない」と、再選を防ぐためには同会長弾劾に動く必要があると指摘。 さらに、「サッカーファンとマスコミの怒りの世論に気付かず、ひたすら会長の4選を盲目的に追い続けるモンギュ会長の行動は無知を超えて無能そのもの」と語気を強め、「会長の不出馬宣言が韓国サッカー界の危機を収拾する第一歩になるだろう」と、言葉を続けていた。
フットボールチャンネル編集部