コスパ最悪なのは? マンU年俸ランキング1~10位。活躍と金額が見合っていないのは?
1位:カゼミーロ(ブラジル代表) 生年月日:1992年2月23日 推定年俸:2115万ユーロ(約29.6億円) 23/24リーグ戦成績:21試合1得点2アシスト 世界的名門クラブであるマンチェスター・ユナイテッドで最高額の年俸を受け取っているのは、ブラジル代表のMFカゼミーロだ。レアル・マドリードで世界最高峰の守備的MFと評価されたカゼミーロは2022年夏に“赤い悪魔”の一員となり、レアル・マドリード時代と比較して倍近い2115万ユーロ(約29.6億円)の年俸を手にすることとなった。 加入初年度のカゼミーロは年俸に見合った働きをしたと言っていいだろう。高い対人能力やカバーリング能力を見せ、中盤においてボールハンターとして大きな存在感を発揮していた。昨季のリーグカップ制覇に対してもカゼミーロが果たした役割は大きい。 だが、今季のパフォーマンスについては疑問符がついてしまう。開幕直後から好調とは言えず、10月のブラジル代表活動中に負傷してから度重なる怪我で離脱を余儀なくされ、復帰後もこの影響があってか安定したプレーを見せることができていない。最大の武器である対人守備能力にもかげりが見えている。 チーム1番の高給取りであるベテランに対しては今夏放出の噂もささやかれており、カゼミーロの後任候補としてクラブがウォルヴァーハンプトンのジョアン・ゴメスをリストアップしたと現地メディアにも報道されている。百戦錬磨のMFは試練の時を迎えていると言えよう。
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