【バスケ】B3新潟のシックスマン・池田主将「どんな状況でも準備を」首位・横浜EX戦に臨む
Bリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBB(8勝8敗)は29、30日の第10節、首位の横浜エクセレンス(15勝1敗)とアウェーの神奈川・横浜武道館で対戦する。強敵に対し、新潟一筋19年目のベテランSF池田雄一主将(41)がチームを安定させる役割を担う。 練習メニューの合間、池田の声がコートに響く。「声出して行くぞ」。その瞬間、沈みそうな雰囲気が活気づく。「本当は若手がもっと声で引っ張らないと」とチームメートに要求しながらも、先頭に立つことに迷いはない。 開幕からここまでの全16試合に途中出場。1試合平均出場時間は12分ほどだが、得意の3点シュートは10試合で決めて成功率は約40%。持ち味の一端を披露している。「出場する時間帯はばらけているが、どんな状況でもしっかり準備をして出る」。短時間だが、流れをつかみたい場面での出場が多い。 B2だった昨季は60試合中35試合出場に止まった。今季は「体力的にもまだまだいける」と手応えがある。新潟はここまで8勝8敗と、いまひとつ乗り切れない状況。「相手がどうこうではなく、自分たちのやるべきことをやるだけ」。首位相手にチームを支える仕事をする。【斎藤慎一郎】