空席目立つ…。Jリーグ収容率ランキング52位。2万人収容じゃ無理? 過去最多でも空席ほとんど
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
52位:愛媛FC 本拠地:ニンジニアスタジアム(20,919人収容) 平均入場者数:4,721人 平均収容率:22.6% 2023シーズンにJ3優勝を果たした愛媛FCだが、2024シーズンは11試合連続未勝利など苦しい1年間を送り、リーグ17位でJ2での久々のシーズンを終えた。そんな愛媛の平均入場者数は4,721人となり、収容率は22.6%を記録している。 最も収容率が高かった試合は、第25節の徳島ヴォルティス戦で、9,039人が来場した。四国ダービーというだけあってスタジアムに活気があふれたこの試合の収容率は、43.2%を記録している。 第20節清水エスパルス戦では8,107人で収容率38.7%、第32節モンテディオ山形戦では7,873人を動員し収容率37.6%を記録するなど、多くの観客を集める試合は多数見られた。しかし、その一方で観客数が3,000人を下回る試合も散見し、第7節藤枝MYFC戦では収容率13.6%(2,853人)まで落ち込んでしまった。 それでも、平均入場者数は2023シーズンから1,000人以上の上昇が見られた。2010年に記録していた4,386人を越え、クラブ史上最多を更新した。J2の注目度の高さがいかんなく発揮された結果となった。2025シーズンはチーム成績が向上すれば、平均入場者5,000人超えも夢ではないはずだ。
フットボールチャンネル