【Jr.ウインターカップ】 たんぽぽバスケットボールクラブが逆転勝利、J,sphere との競り合いを制す [中学バスケ]
たんぽぽクラブが見事逆転勝利
1月5日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」女子2回戦で昨年ベスト8のたんぽぽバスケットボールクラブ(埼玉)と同ベスト16のJ,sphere(愛知)とが対戦。リバウンドで優位に立ったJ. sphereが主導権を握る展開になったが、4Q中盤にたんぽぽクラブが追いつくと3Pシュートを効果的に決めて57-54と逆転勝利を果たした。 【写真】たんぽぽクラブ対J,sphereの写真ギャラリー(15点)をチェック J,sphereは昨日の1回戦で川島学園れいめい中(鹿児島)と対戦。No.8河野結生が28得点、12リバウンドとダブルダブルをマークするとNo.7林心音も12得点を奪い、67-45で勝利している。試合はJ,sphereがNo.8河野、たんぽぽクラブはNo.55青木心夢がオフェンスを引っ張る形でスタート。リバウンドで優位に立ったJ,sphereは8河野のナイスパスからNo.9佐藤こゆきが決めて僅差リードを保ったが、たんぽぽクラブはクォーター終了間際にNo.55青木が苦しい体勢から得点すると、No.32狩野百香のシュート、No.5工藤結心の3Pシュートと連続して得点し12-11で1Qを終えた。 2Q、J,sphereはNo.4佐藤亜美がゴール近くから決めたが、たんぽぽクラブはNo.5工藤、No.77田島優奈が3Pシュートで効率よく得点。残り4分で21-17とした。それでもJ,sphereはリバウンドで頑張り、すぐに追いつくと、No.11牧野結子の3Pシュートで逆転。その後は、点を取り合ったが、終了間際にNo.8河野がバスケットカウントを決めてJ,sphere の27-24でハーフタイムを迎えた。J,sphere は31-10とリバウンドで優勢に立ち、2Pシュート成功率は42.3%(11/26)を記録。No.5工藤の3本をはじめ、4本の3Pシュートを沈めたたんぽぽクラブだったが、2Pシュート成功率は18.2%(4/22)と前半は低調だった。 3Q初得点はたんぽぽクラブ。No.5工藤がフリースローラインからジャンパーを決めると、No.24星野千尋が速攻からレイアップを決めた。対するJ,sphereはリバウンドからNo.8河野、No.11牧野が得点し、僅差リードを保つ。このあとシュートを決め合う形になったが、J,sphereの38-34で3Qを終えた。 4Q、たんぽぽクラブはNo.32狩野が大活躍。フリースロー、プルアップジャンパーと決めて2点差に迫ると、続いて3Pシュートを射抜いて41-40と逆転。直後に再逆転を許したが、No.77田島の3Pシュートなどで逆に46-42と僅差リードを作った。しかし、J,sphereは慌てない。エースNo.8河野の得点で追いつき、一進一退の攻防が続いた。 残り3分42秒、たんぽぽクラブはNo.5工藤がトップから距離のある3Pシュートを成功。51-48としたが、すぐにJ,sphere No.4佐藤が決めて1点差に。たんぽぽクラブは残り2分半、No.77田島が3Pシュートを沈めると、続くオフェンスでNo.24星野も3Pシュートを射抜いて57-50とした。残り2分で逆転を狙うJ,sphereは、まず高さを生かしてNo.4佐藤が得点。さらに残り1分にNo.8河野が左ショートコーナーからミドルシュートを決めて3点差にした。そして残り37.1秒、タイムアウトを取るとエースNo.8河野を経由して、No.6小藤あかねへ。ドリブルを突いてディフェンスを引き付けて右ウイングのNo.9佐藤こゆきにパス。3Pシュートを放ったが、リングに嫌われて万事休す。たんぽぽクラブが57-54で逃げ切った。 たんぽぽクラブは3Pシュート4本を沈めたNo.5工藤、No.32狩野が17得点。さらにNo.77田島が11得点を記録。J,sphereはNo.8河野が17得点、No.11牧野が11得点をマークした。J,sphereはリバウンドで52-17と圧倒したものの、ターンオーバーが24本と増えてしまった(たんぽぽクラブ4本)。また、たんぽぽクラブは3Pシュートを9/19(47.4%)と高確率で決めた。