リニア中央新幹線 南アルプストンネル工事 先進坑の掘削を再開 JR東海
リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事について、JR東海は地質を把握するために行う先進坑の掘削を8日に再開したと発表しました。 【写真を見る】リニア中央新幹線 南アルプストンネル工事 先進坑の掘削を再開 JR東海 南アルプストンネル工事の先進坑の掘削は、地質などを調べるために小さな穴を開けるボーリング調査の「次の段階」で、リニアが実際に走ることになる本坑に並行して掘られます。 先進坑は現在、静岡県との県境から山梨県側に478メートルの地点まで掘り進められていて、掘削の再開は去年5月以来です。 なお、先進坑の前段階「ボーリング調査」はすでに県境を越えていますが、先月、土が崩れて詰まる「孔詰まり」が発生したため、静岡県側10mの地点で一旦、終了しています。 JR東海は先進坑を県境の手前まで掘削した後、一旦終了しているボーリング調査を再開する予定です。 トンネル工事をめぐっては去年6月、静岡県の鈴木知事が、県境までの調査を認めることでJR東海、山梨県との3者の間で合意しています。
テレビ山梨