【速報】千葉市の解体工事現場で崩落 作業員2人の死亡確認
9日午前10時ごろに起きた千葉市中央区富士見1の旧同市文化交流プラザの解体工事現場での崩落事故で、消防などによると、病院に搬送された70代男性と、現場で救出作業が続いていた50代男性の計2人の死亡が確認された。 消防などによると、関係者から「2階の天井が抜けて、1階の作業員が生き埋め。70代男性と50代男性が呼びかけに応じない」と119番通報があった。生き埋めになったのは大型トラックで作業していた2人で、このうち、荷台にいたという70代男性が病院に搬送された。搬送時、心肺停止状態だったという。運転席にいた50代男性については、運転席ががれきでつぶれている状況で、トラックの上にあるがれきや鉄筋などを取り除く救出作業が進められていた。
現場では事故前、解体工事で出たコンクリートの破片などをトラックの荷台に載せて、荷台の上では70代男性と30代男性ががれきから鉄筋を取り除く作業を行っていた。現場はJR千葉駅の近く。