復興願い、お小夜節 南砺平高郷土芸能部(富山)が輪島で公演、募金も届ける
南砺平高校郷土芸能部は16日、能登半島地震からの復興を願い、石川県輪島市門前町で公演を行った。旧門前町出身のお小夜を歌った「お小夜節」など五箇山民謡3曲を披露した。 お小夜は、江戸期に政治犯と同席した罪で、加賀藩の流刑地だった五箇山に流されたと伝わる。郷土芸能部員たちは以前から、復興への思いを込め、お小夜の出身地で公演したいと希望しており、旧上平村と旧門前町が交流があった縁で、披露することになった。 部員23人が門前町公民館を訪れ、「お小夜節」と「こきりこ」「麦屋節」を演じた。 7月に砺波市で開いた同部の定期公演で集めた募金約7万3千円も届けた。