『虎に翼』突如として皿を食いちぎった桂場!奇行に隠されたメッセージはもちろん…視聴者「穂高イズムの継承」「司法の独立への決意表明か」「口から血、垂れてますよ」
◆7月5日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第14週「女房百日 馬二十日?」の69回が7月5日に放送され、話題になっています。 【写真】『虎に翼』あらすじ。想いをぶつけ合う穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)。すると寅子は… *以下、7月5日放送内容のネタバレを含みます。 祝賀会の翌日、穂高(小林薫)と寅子はお互いの立場から遠慮せずに想いをぶつけ合う。 寅子は栄二(中本ユリスさん)に向き合い、彼の言葉を引き出そうとする。 栄二は寅子の言葉をきっかけに、頼りたい人の存在を思い出してーーといった話が描かれました。
◆突如として皿を食いちぎった桂場 今日の回では、穂高先生が亡くなった後、甘味処・竹もとに集った久藤(沢村一樹)と多岐川(滝藤賢一)、桂場(松山ケンイチ)、そして寅子による献杯シーンに興味を持った視聴者が多かったようです。 寅子から理想をたずねられた桂場は、その場から身を起こして「決まってる! 司法の独立を守ることだ! そして二度と権力好きのジジイどもに好き勝手にさせないこと! 法の秩序で守られた平等な社会を守る! つまり穂高イズムだろ! そうだろ佐田くん!」と喝破しました。 対して寅子が「理想のために虎視眈々です!」と答えると、桂場は「虎視眈々…寅子が、虎視眈々? ははは、はは…」と高笑いするとともに、目の前のお皿を食いちぎるのでした。
◆ネットの声 ネットでは「桂場が皿を食べ始めたのはもちろん<毒を食らわば皿まで>のメタファーだよね」「彼の目指す司法の独立を勝ち取るための決意表明だ!」「クールに見えて一番熱い男、桂場」「松山ケンイチさんの演技が素晴らしすぎる」「今年の宴会で流行しそう(笑)」「口から血が垂れてますけど!」といった声が見られています。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。 主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
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