フジのドラマ主題歌などを担当したロックバンドからふたり脱退
4人組ロックバンド「夜の本気ダンス」からベース担当のマイケルとギター担当の西田一紀が脱退することが発表された。 5日、来年1月から2月に開催する全国ツアー「ENISHING GOES」をもって両名が脱退することが公式サイトなどで発表された。「それぞれの進む道を話しあった結果」と説明しており、「マネージメント&スタッフ一同」の署名のもと、「2025年3月以降はサポートメンバーを迎えての活動になりますがバンド自身は止まらずに皆様を踊らせる事を第一に進んで参ります」と今後についてつづった。 各メンバーのコメントも掲出されており、マイケルは、「30歳を越えたあたりから自分の将来について考える時間が多くなり、歳をとるにつれ物事に対する考え方や価値観が変わっていきました。そんな中でバンドが15周年を終え、16年目を迎えたときに『もうやり切ったのでは?』という気持ちになりました。燃え尽き症候群というやつでしょう」と脱退を決断するに至った心境を明かしている。また、西田は、マイケルの脱退の申し出を受けて自身もバンド活動について再考したとして、「そしてその思いは次第に膨れ上がってゆき、やがて私は自分の生活が京都の街にこのまま腰を据え続けてゆく未来を想像することが困難になりました。それならばどうすべきかと考えを巡らせたところ、東京へ行ってみようと思い至りました」と地元を離れて上京する方針を示した。 「夜の本気ダンス」は、2008年に京都で結成。アニメ「境界のRINNE」のOPテーマに起用された「SHINY」や、フジテレビ系ドラマ「セシルのもくろみ」の主題歌「TAKE MY HAND」などの楽曲で知られる。