ヤクルト・村上宗隆、2025年への決意「日本でやる最後のシーズンになると思う」 目指すはV奪回のみ
ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が2日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6億円でサインした。2025年シーズンは3年契約の3年目。来オフにはポスティングシステム(入札制度)を利用して、米大リーグに挑戦することが確実視されており、改めて「日本でやる最後のシーズンになると思う」と明かした。 【写真】村上宗隆らヤクルトナインに挨拶するDeNA・度会隆輝 今季は全143試合にスタメン出場し、打率.244ながら、本塁打王(33)と打点王(86)の2冠に輝いた。それでも、リーグ5位に終わっただけに「チームの成績を含めて胸を張れる数字ではなかった。その中で打撃のタイトル2冠を取れたのは、自信にしていきたい」と謙虚に語った。 来季は日本でのラストイヤー。色紙には「優勝 日本一」と力強く記した。「今は全くメジャーへの思いはない」とキッパリ。「あと1年ヤクルトでやると決めた以上、今はこの球団でプレーして優勝に導くことだけを考えている。ヤクルトという球団にも感謝している。強い思いを持って、最終的に笑顔で背中を押してくれるような成績を残したい」と決意を明かした。