約10年ぶりの“新車”! 関西大手私鉄の電車が静岡へ 年末いよいよ運行開始
元・南海6000系
静岡県の大井川沿いを走る大井川鐵道で2024年12月30日(月)から、6000系電車(1編成・2両)の営業運行が始まります。6000系は2020年7月に関西の南海電鉄から譲渡されました。それまでは、なんば~橋本間で通勤形電車として使われていました。 【写真】南海時代と同じ? やって来た6000系電車 大井川鐵道での初運行は、30日の新金谷10時31分発・金谷行き普通列車から。その後の運行区間は金谷~川根温泉笹間渡間(20km)です。南海時代と同じく、ステンレス車体に青とオレンジの帯をまとい運行します。大井川鐵道での新形式電車の導入は、2015(平成27)年2月の元・十和田観光電鉄7200系以来、約10年ぶりです。 大井川鐵道は「通勤・通学の足としてはもちろん、鉄道ファンのみなさまにもお楽しみいただくことのできる企画を考えていきたいと思っております。6000系電車をどうぞよろしくお願いします!」としています。 なお、12月31日(火)以降の6000系の運転時刻は、大井川鐵道のウェブサイトで告知されます。
乗りものニュース編集部