ベトナム本場の味「フォーの店」長野駅前に出店 夫婦二人三脚で奮闘「日本人に限らず多くの人に」
店名の通り、本場の味にこだわり、「フォー」のスープは、牛骨をおよそ12時間煮てからシナモンや八角など、およそ10種類のスパイスを加えたものがベースとなっています。
さらにー。 ベトナム料理MOCPHO・チン・ティホンニュンさん: 「これは生麺使っていますね。私にとって生麺はベトナムの味に近いです」 生麺には気泡ができていてスープとよく絡むそうです。日本で製造している業者は少なくベトナム人が営む東京の製麺所から取り寄せています。
■一番人気は「牛しゃぶフォー」
店の一番人気は、サッとゆでた牛モモ肉をのせた「牛しゃぶフォー」。 食べた客: 「スープがすごくおいしいです。いろんなスパイスの味がして、お肉も柔らかくて、本当においしいです」
「フォー」以外も好評です。 「バインミー」を注文したのは松本から来たベトナム出身の2人。 客: 「おいしかった」 「パンは味(ベトナムと)同じ。おいしい。(日本でベトナムの味が食べられるのはどう?)うれしい」
ベトナム料理MOCPHO・チン・ティホンニュンさん: 「(ベトナムの方がニュンさんの料理をおいしいと言ってるが?)私はとても喜んでいますね。だって、ずっと笑っている(笑)。ありがとうございます」
■「海外の友達」にも味わってもらいたい
インバウンドが好調な信州。 長野駅前は、ニュンさんが「海外の友達」と表現する多くの外国人が行き交っています。2人はベトナム人や日本人に限らず多くの人にベトナムの味を知ってもらいたいとしています。 ベトナム料理MOCPHO・チン・ティホンニュンさん: 「どの国の人でも自分の国に誇り、私もそうですね。今、海外にいるのは、世界の友達に自分の国を紹介する機会と思って。私の目標は日本人だけじゃなくて海外の友達にベトナムの文化・飲食文化とか知ってほしい。(店に)来て、おいしく食べてもらいたい」
長野放送
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