セルフレジで会計後、「二重スキャン」していたことが発覚! お店に行けば“返金”は可能ですか? 詐欺だと思われないか不安です…
スーパーやコンビニ、衣料品売り場まで、さまざまな小売業がセルフレジを導入しており、最近は見かける機会が増えてきました。しかし、自身で商品をスキャンすることで何らかの問題やトラブルが発生することも考えられます。代表的なトラブルが「二重スキャン」です。 セルフレジで商品を二重にスキャンしてしまった場合、あとから返金してもらえるのでしょうか? 本記事ではセルフレジで間違えてスキャンしたときの対処法を紹介します。 ▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの?
セルフレジの二重計上は返金してもらえる可能性がある
セルフレジで本来1個しか購入していない商品を2個(回)スキャンしてしまう「二重計上(二重スキャン)」は、セルフレジで起こりやすい典型的なトラブルの1つです。 二重スキャンをしてしまって、あとから返金を要求すると「本当は2個買っているのに返金詐欺をしていると思われないか……」と不安に感じる人もいるかもしれません。 ただ、多くの店舗では顧客が本当に1つしか購入していないか判断することができます。セルフレジでは盗難などのトラブルを未然に防ぐために商品の重さを量ってスキャン内容との相違がないか確認したり、防犯カメラを設置したりしています。 レシートを持っていけば購入した日時が分かるため、防犯カメラなどの映像やデータがあれば本当に二重スキャンしたことの証明は可能です。 とはいえ、一度退店したあとレシートを確認しても二重スキャンに気付かなかったり、店舗に相談したあとの事実確認に時間がかかったりすることがあります。セルフレジで会計を終えたあと、問題なく会計ができているかその場でレシートを確認しましょう。その場でミスを確認できればすぐに店員に確認と返金をお願いできます。 店舗によっては、「返金は購入から○週間以内」などと返金対応に期限が設けられている場合があるので注意が必要です。
セルフレジの利用時には「未払い」にならないように注意
前章では、自分が多く支払いすぎたケースの対処法を紹介しましたが、セルフレジで発生する可能性があるトラブルはそれだけではありません。 特に注意したいのが「代金未払い」のトラブルです。例えば、悪気はなくても「商品のスキャン音が聞こえる前に袋に詰めてしまう」というケース。操作ミスによってスキャンがされなかったとしても、未払いで退店すると窃盗の疑いをかけられる可能性があります。 もし未払いに気付いた場合、すぐに店員に連絡して未払いが起こったことを相談しましょう。故意の万引でないと分かれば、通常は未払い分の料金を支払えば特に問題ありません。 帰宅後に未払いに気付いた際も同様、気付いた時点ですぐにお店に電話をして未払いの商品名や金額を申告してください。
まとめ
セルフレジは、店舗の利用者が自身で商品をスキャンして会計をする方法です。人件費の削減などを目的に導入店舗は増加傾向にありますが、セルフレジに慣れていないと「二重スキャン」してしまうことがあります。通常は店舗に連絡すれば事実確認のうえで返金してもらえるので、返金の対応期限までに速やかに連絡しましょう。 逆に、スキャンをしていない商品を持ち帰ってしまう「代金未払い」のトラブルが発生することがあります。そのときは未払いに気付いた時点で、すぐに店舗に電話したり店員に相談したりして、速やかに代金を支払いましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部