トヨタとパナ、街づくり事業で協業(全文3完)次のフェーズに踏み込まねば未来はない
この枠組みはトヨタの未来にどう寄与するのか
日本経済新聞:日経新聞の【オオモト 00:58:04】といいます。主にトヨタの白柳さんにお伺いしたいんですけども、きのうの豊田社長の説明でもございましたけども、モビリティサービス・プラットフォーマーへの道が開けると、このお話はそれにつながる話だというふうに理解して、プレゼンテーションでもそのようにご説明されたと思うんですけども、この部分、もうちょっと具体的にどういったことを想定されてるのか、あとはその可能性についてどういうふうに見られているのか、もうちょっとブレークダウンして教えていただけると幸いです。で、その未来に向けた中で、こういった枠組みがどう寄与していくか、そこら辺ももしコメントが可能であればお願いします。以上です。 白柳:ありがとうございます。ちょっと少し繰り返しになってしまうかもしれませんけども、昨日、決算発表の場で社長の豊田のほうから、これから人々の暮らしを支える全ての物・サービス、これが情報でつながっていく、コネクティッドシティ、こういった発想で私どものビジネスを考えていく必要があるというふうに思ってございます。 そういう意味でも車単体ではなく、街全体、それから社会全体、こういった見方でモビリティの在り方を考えていく必要があるというふうに思ってございます。そういう意味で、私ども、これまでやってまいりました自動車事業、それから住宅事業、それからモビリティカンパニーに向けて、今、コネクテッド事業、こういったものを展開してございますけども、その全てをこの街づくりという事業には注ぎ込める、大変意義のある事業だというふうに思ってございます。 具体的なサービスにつきましては、これもまた繰り返しになりますけれども、モビリティサービス・プラットフォーム、MSPFということで、さまざまなモビリティサービスを提供できるプラットフォームですとか、それからその具現化のハードとしてのe-Palette、こういったものの開発をしてございますんで、先ほど言いましたように、利便性と快適性を両立した街づくり、これが本当に実現するように、しっかりわれわれとしても貢献をしていきたいというふうに考えてございます。具体的な中身は本当これからになりますけれども、ぜひ、ご期待をいただきたいなというふうに思っております。 司会:よろしいでしょうか。それではフォトセッションに移ります。 (完)【書き起こし】トヨタとパナが共同会見 街づくりで協業