三陽商会が“青森ダウン”の2024年冬モデルを発売 好評を受けデザインとカラーを増やし定番化
三陽商会が展開するコート専業ブランド「サンヨーコート(SANYOCOAT)」は、青森県産のダウンを使用し、ダウンの充填から製品化までの工程を全て自社工場で手掛けた“青森ダウン”の2024年冬の新作を発売した。「サンヨーコート」を扱う6店舗および、三陽商会の公式オンライストアと一部の百貨店で実施するポップアップで販売する。 【画像】三陽商会が“青森ダウン”の2024年冬モデルを発売 好評を受けデザインとカラーを増やし定番化
三陽商会が手掛ける最高峰のダウンコート
“青森ダウン”は、昨年「サンヨーコート」とコート専業55年の子会社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」が最高峰のクオリティーを目指し、職人技術と最新設備を掛け合わせて作り上げたダウンコートだ。
縫製部分から水が染み込まないようミシンの縫い目のない“熱圧着”という無縫製技術を用いて製作し、表地には防水・防風性と透湿性を併せ持つ機能性素材“パーテックス シールドエア(PERTEX SHIELD AIR)”を採用することで、雨傘と同等の耐漏水性を実現。また、内部には軽量かつ暖かい空気を逃がしにくい青森県産のダウンを使用した。
デザインとカラーを増やし定番化を図る
今年は、昨年発売した“青森ダウン”が好評だったことを受け、同ブランドでの新たな定番化を図り、“青森ダウン”のエンブレムを左腕にあしらい、デザインとカラーを増やした。デザインは、昨年発売したミドル丈のほか、メンズのショート丈、ウィメンズのロング丈の計3型を用意。カラーは、昨年のネイビーに加えて新色のオフホワイトとブラックを追加した。なかでも新色のブラックは、同社の全社横断プロジェクト“商品開発委員会”が、繊維メーカーであるセーレンと約2年の歳月をかけて開発した生地“ブラック オブ ブラック(BLACK OF BLACK)”を使用した。