【佐世保競輪・GⅢ開設記念】佐々木悠葵が初日特選激走 離れ気味のマーク坂井洋は「自信をなくした」
<19日・佐世保競輪・初日> 佐々木悠葵(29)=群馬・115期=が、好メンバーがそろった初日特選で見せ場をつくった。前受けから8番手まで引くと、打鐘前からカマシ強襲。先行態勢に入った深谷知広を叩き切った。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 直線は末を欠いて5着に沈んだが、マークして1着の坂井洋は佐々木を大絶賛。「強い。自分も練習の感じが良くて調子はいいと思っていたが、どんどん離された。自信をなくしてしまった。これは書いておいてください」と佐々木のスピードに脱帽していた。 当の佐々木本人は「深谷さんもあまり踏んでいなかった。絶好のタイミングで仕掛けたが、あれで残れないと…。末が甘い」と辛口な自己評価。それでも、「練習の成果が徐々に出てきていると思う」と笑顔も垣間見えた。 2日目の2予10Rは佐藤慎太郎を番手に従えての自力戦。「末の部分が課題。今度こそは残れるように」。初日同様、積極的なレース運びから今度こそは押し切る。