橋岡優輝、男子走り幅跳び6度目V 2度目五輪決定も不満「くそみたいな試合」/陸上
★壮絶な残り2枠争い
男子100メートルは、サニブラウン・ハキーム(東レ)が五輪代表に内定済みで残り2枠を争う。五輪ランキングでは柳田大輝(東洋大3年)が優位に立ち、2位以内で代表入りが濃厚となる。桐生や東田旺洋(関彰商事)、昨年覇者の坂井隆一郎(大阪ガス)らも10秒00の五輪参加標準記録突破を目標に代表入りを狙う。一方、小池祐貴(住友電工)は準決勝で敗退。今大会を欠場した山縣亮太(セイコー)、多田修平(住友電工)を含め、東京五輪代表3人がパリ五輪出場を逃した。
■橋岡 優輝(はしおか・ゆうき)
1999(平成11)年1月23日生まれ、25歳。埼玉県出身。東京・八王子学園八王子高から日大を経て、富士通。男子走り幅跳びで2019年ユニバーシアード夏季大会を制し、世界選手権で8位入賞。日本選手権は17年からの3連覇を含め6度優勝。21年東京五輪で日本勢37年ぶりの入賞となる6位。父・利行さんは棒高跳びの元日本記録保持者。母・直美さんは100メートル障害の日本選手権覇者。183センチ。