ドジャース世界一の立役者エドマン「王朝だ」とワールドシリーズ連覇に自信満々 ロバーツ監督も「レガシーの領域に入りつつある」と胸を張る
2024年にドジャースが4年ぶり8度目のワールドシリーズ優勝を果たした際の立役者、内外野をこなすユーティリティープレーヤーのトミー・エドマン(29)選手が5日までにMLBネットワーク・ラジオに出演。今季のドジャースが、2000年のヤンキース以来となる四半世紀ぶりのワールドシリーズ連覇を達成し、『dynasty(王朝)』を築き上げると宣言した。 「王朝を開闢(かいびゃく)させる。ワールドシリーズ連覇を狙う」。エドマンは昨年7月にカージナルスからトレード加入。ポストシーズンは16試合で打率・328(61打数20安打)、2本塁打、14打点と活躍し、特にメッツとのリーグ優勝決定シリーズは打率・407、11打点でシリーズMVPを獲得。今オフは5年総額7400万ドル(約117億円)で延長契約した。 この言葉に、5日(日本時間6日)の地元メディア、米ドジャースネーションは「エドマンは自信満々に語ったが、連覇に自信を持つのは選手だけにとどまらない。デーブ・ロバーツ監督も来たるべき歴史的な王朝について語っている」と、昨年12月の指揮官のコメントを紹介した。 「われわれチームにとって、2025年のモチベーションは『レガシーの領域』に入りつつあることだ。マジック(・ジャクソン氏)ともレガシーについて話をし、パット・ライリーからはいかにレガシーの心構えをたたき込んだかを傾聴したが、私も選手たちにそうしようと思っている。なぜならば、われわれは永遠に残ることを成し遂げようとしているからだ」 ドジャースのオーナー陣の一人、マジック・ジョンソン氏は同じロサンゼルスに本拠を置くNBAレーカーズの元司令塔で、チームを5度のNBA王者に導き、3度のNBAファイナルMVPを獲得。その王朝を築いた際のヘッドコーチがライリー氏だった。
中日スポーツ