PCR拡充が必要 専門家会議が会見(全文3)特定警戒都道府県入れ替えあり得る
屋内と屋外、どちらなのか
時事通信:すいません、時事通信の【イマイ 00:58:10】と申します。ちょっと細かいことを1点教えてください。新しい生活様式の実践例のところで、先ほど尾身先生もおっしゃった人との間隔、ソーシャルディスタンスで、できるだけ2メートル空けるって、最低1メートルというふうにあるんですけども、これは、基本的なことなんですけども、屋内、屋外、どちらなのかということと。あとさらに最近家庭内の感染例が結構問題になってますけど、家族であっても可能だったら2メートル離れたほうがいいとか、最低1メートルとか、どういう趣旨でここは書かれたんでしょうか。 脇田:国際医療福祉大学の和田先生。 和田:和田でございます。今回の資料におきましては、どこの場でもできるだけ2メートル、最低1メートルということを身体的な距離確保の例としてお示ししております。かつてどこかの資料で屋外では1メートル、屋内では2メートルというような、1メートルか2メートル、少しずれたような表記がありましたが、できるだけ2メートル、屋内においても屋外においても2メートル、最低1メートルといった、身体的距離の確保を1つの実践例としてここではご紹介しております。 時事通信:すいません。これは例えば家族間でも同じというか、どう考えていいでしょうか。 和田:この感染症は非常に家族内での感染者が1人でもおられますと、同居の方への広がり方というのは非常によくあることなので、さまざまな対策を重ねていただくことが大事だと思います。ですので、もし症状のある方がおられた場合には距離を取っていただくとか、あとは部屋にいていただくといったことが非常に重要になってくるかと思います。 一方で日常生活の中で症状がなければ、それはもうご家族の中での関係ということで、そこまでのものは求めないと。ただ一方で、ご友人であったりだとか、お知り合いだったりという中では、なるべく距離を取っていただくことが感染対策につながるであろうということのお示しでございます。 時事通信:はい、そうしたら会場内はこれまでにさせていただいて、次、会場外、第2会見場ですとか、省議室からの質問ある方はお願いします。 【書き起こし】PCR拡充が必要 専門家会議が会見 全文4に続く