短歌には“ビギナーズラック”がある!? お笑い芸人・鈴木ジェロニモが短歌の魅力を語る「季語もないので、テーマも自由です」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。12月2日(月)~5日(木)は、さまざまなラジオ番組のパーソナリティをゲストに招く「ラジオフレンズWEEK♪」をお届け。 12月3日(火)の放送では、J-WAVEのワイド番組「GURU GURU!」内のコーナー「鈴木ジェロニモ 半径3mの違和感短歌」をナビゲートするお笑い芸人の鈴木ジェロニモさんが登場。短歌にハマったきっかけや、鈴木さんが主催している短歌ライブなどについて伺いました。
◆1回の収録で8本録り!?
れなち:ジェロニモさんが「GURU GURU!」内でやられているコーナー「鈴木ジェロニモ 半径3mの違和感短歌」は“日常の違和感”をキーワードに、毎週1つテーマを決めて、そのテーマにまつわる短歌を詠むコーナーだそうですね? 鈴木:はい。自分がつくった短歌を詠んで、それを自分で解説というか“こういう感情をもとに詠みました”というのを3分間(の放送尺)のなかでしゃべっています。 れなち:しかも“8本録り”なんですよね? 鈴木:「GURU GURU!」は週4日(月曜~木曜)の生放送なんですけど、そのなかで収録した僕のコーナーが毎回流れるので、1回の収録で(2週間分の)8本分を録っている感じです。 れなち:ということは、毎回8本の短歌を2週間でつくっている? 鈴木:そうなんです。だから、まだ番組は始まったばかりなんですけど“なぜ始まったんだろう?”って……(笑)。 れなち:ハハハ(笑)。 鈴木:“収録前日の夜なのにまだ4本しかできてない、どうしよう……”っていうときもあるんですけど、なんとか用意してスタジオに向かっている日々です。 れなち:大変だ……。そもそも、なぜ短歌を好きになったのですか? 鈴木:芸人になって2年目のときに、友人のSNSがきっかけで短歌のイベントに行ったんです。そのときまで“短歌といえば恋愛・情緒”というイメージがあったんですけど、そのイベントでは、日常の面白い瞬間を切り取ったショートネタを披露しているような印象を受けて、芸歴2年目の僕は“短歌って思ったより自分に近いところにあるんだな”と感じて興味を持ち始めるようになりました。