短歌には“ビギナーズラック”がある!? お笑い芸人・鈴木ジェロニモが短歌の魅力を語る「季語もないので、テーマも自由です」
◆短歌にはビギナーズラックがある
れなち:短歌のルールについて教えてください。 鈴木:短歌は“5・7・5・7・7”の定型詩(一定の形が決まっている詩)なんですけど、それ以外はほぼないです。季語もないので、テーマも自由です。よく言われるのが、短歌は俳句と違ってビギナーズラックがあるんですよ。俳句は季語や歴史的文脈が大事なので、熟練になればなるほどうまくなりますが、短歌はたくさん詠んだからといってうまくなるかというとそうでもなくて、初めての人でも良いのが詠めたりします。 れなち:ジェロニモさんは、芸人さんたちをゲストに呼んだ短歌ライブも開催しているそうですが、本当の初心者の方も呼んだりするのですか? 鈴木:基本的には(短歌に)興味を持ってくれている芸人に声をかけていて、初めてでもすごくいい短歌を詠む人もいます。この前は、ダウ90000の蓮見(翔)くんに出てもらいましたが1位でした。 れなち:さすが「プレバト!!」(MBS/TBS系)の俳句タイトル戦で優勝しているだけありますね。 鈴木:そうそう。「俺、できちゃうんすよ~」なんて言って、ほかの出演者に嫌われていました(笑)。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年12月3日(火)放送より)