慎重な起用がしばらく続く? 昨季重傷のティンバーについてアルテタ監督「負担をかけたくない」
アーセナルのオランダ代表DFユリエン・ティンバーは慎重な起用が続くとみるべきか。オランダ『Voetbal International』が伝える。 ティンバーは昨夏アヤックスからアーセナルへ移籍金4000万ユーロ(約64億円)で加入。ガナーズが手に入れたオランダ代表の主力格にして、最終ライン全般をこなす実力者だ。 しかし、昨季開幕戦で前十字じん帯を断裂し、シーズンアウトの重傷に。懸命のリハビリで終盤戦になんとか復帰、サテライトでの実戦復帰を経て最終節には出場できた格好だ。 今季こそは…と来たる1年への意欲が強そうだが、8月に入ってからのプレシーズンマッチは欠場中。一部の英国紙は「ティンバーが新たなケガを負った」とも報じている。 直近のレバークーゼン戦後、ミケル・アルテタ監督はこれについて「ここ数日、ティンバーが足に小さな問題を抱えていたのは事実」としつつ、「負担をかけたくなかった」と、どちらかといえば“予防措置”という意図を示唆した。 詰まるところ、ティンバーは新たなケガを負ったわけではない模様。チームの懸念としては、昨季の重傷を繰り返させるわけにはいかず、慎重に慎重に起用しているといったところか。 アーセナルはこのあと、11日にリヨンとのエミレーツ・カップをこなし、翌週はプレミアリーグ第1節のウォルバーハンプトン戦。 ティンバーの母国紙『Voetbal International』は、同選手がリヨン戦に出場するか不透明とし、どのみちしばらくはアルテタ監督による“慎重な起用”が続くとしている。
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