【ベトナム】リンガーハット、ホーチミン市に現法設立へ
外食チェーンを展開するリンガーハット(東京都品川区)は11日、ベトナム南部ホーチミン市に子会社を設立すると発表した。出店ブランドや出店場所・時期は未定。 2025年3月に子会社「リンガーハット・ベトナム」を設立し、事業を開始する計画だ。資本金は167億ドン(約67万2,700米ドル、1億円)でリンガーハットが100%出資する。 リンガーハットは18年8月、フランチャイズ(FC)で長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」のベトナム1号店をホーチミン市にオープンし、19年には同市で2号店を開業したが、コロナ禍で撤退していた。リンガーハットの100%出資によるベトナム進出は今回が初めてとなる。 同社の担当者はベトナムへの進出を決めた背景について「すでに店舗を展開するタイとカンボジアで収益が見込めるようになってきており、東南アジアでのさらなる展開を進めるため」と説明した。