【NFL】ファルコンズに新契約を迫ることはしないとOLBジュードン
アウトサイドラインバッカー(OLB)マット・ジュードンが新しい契約を強く求めた結果、ニューイングランド・ペイトリオッツからアトランタ・ファルコンズへのトレードが決まった。ジュードンは新しい環境では、新契約に関してそれほど強く主張するつもりはないようだ。ファルコンズでの最初の記者会見で新契約の要望について尋ねられたジュードンは、新契約を追求する前に、まずクオーターバック(QB)にプレッシャーをかけることに集中することを提案し、次のように語った。
「アトランタ・ファルコンズは、フットボール選手としても人間としても、俺のことは何も知らない。彼らは俺の過去の経歴しか知らないんだ。自分が働かずに要求したり、求めたりできるものはないし、それが俺の人生の姿勢だ。これから自分の力でつかみ取るよ」
ジュードンにはニューヨーク・ジェッツのOLBハサン・レディックと自分を直接比較する意図はないかもしれないが、上記の発言からすると、その関連性を無視するのは難しい。プロボウルに選ばれたベテランである2人は、今オフシーズンに新たな契約を望んでいた。両選手とも、結局その契約を得る前にトレードで放出。レディックはトレーニングキャンプとプレシーズンをホールドアウトしており、罰金を科されている。一方のジュードンはペイトリオッツに合流し、一時的にホールドインした後、ファルコンズにトレードされており、レディックのような強硬姿勢は取らないことを選んだ。
契約交渉がこう着している状態に対処する方法はひとつだけではない。
また、6月にはジュードンが契約を最後まで全うし、ペイトリオッツで“かんしゃく”を起こすことはないという内容の、適切なコメントをしていたことにも触れておくべきだろう。しかし、トレーニングキャンプ中に状況が一変した。
ペイトリオッツが昨オフシーズンに給与を引き上げたため、契約最終年を迎えたジュードンは基本給650万ドル(約9億5,093万円)を受け取る見込みだ。