“エロは自己表現”グラビアで自由になれた「Mayuriの頭の中」
男性だけでなく、女性にも愛される、唯一無二のグラビアモデルのMayuri 。 既存のグラビアの印象は「男性の性的消費」。でも彼女のグラビアは「自己表現の場」、「フォトグラファーとタッグを組んだ作品」のニュアンスが強いのが魅力だ。 女性の“憧れの自己表現”で、新しいグラビアを確立しているMayuri さんにグラビアに対する想いやSNSの付き合い方について話を聞いた。 ▼ Mayuri 2002年生まれ。愛知県出身。2020年に週刊プレイボーイにてグラビアデビューを果たし、その後はグラビア誌を初め、アパレルブランドのルックやキャンペーンなど、幅広いシーンで活躍中。
妄想って自由。みんなに想像力を
Mayuriさんがグラビアを始めたのは18歳のとき。最初は水着が好きで、写真を撮るのも撮られるのも好きだからやってみようという好奇心だったのだとか。でも、徐々に「女性の体ってかわいいからもっと表現したい」、「エロは命につながるエネルギーだから、男女ともにドキドキする気持ちは大切だ」と、グラビアには自分の人生で大切にしたいことが詰まっていると気がつき、意識が変わっていったそうだ。 「私がグラビアが好きな理由は、全部見えてない。ギリギリだからこそセクシーだと思う。全部見れてしまうアダルトビデオは、強い刺激のセクシーさでいいと思うけれど、一瞬で終わってしまいますよね。グラビアは一生妄想できると思っているのです。例えば、自分のグラビアを見た男性がMayuriちゃんとデートしたらどうなるんだろうと考えてくれたり、女性だったら、Mayuriちゃんの体勢ってセクシーでかわいいから、彼の前でやってみたらどんな感じになるのだろうと想像してくれたり。とにかく頭の中って自由でいいから、どんな想像をしたっていいんです。頭の中に自由があるって美しいことだから、人間が想像力を掻き立てるようなことはすごく大事にしたいと思う。私自身、小学生のときに少女漫画が大好きで、友達に話すときにはもう勝手に実写化してしまっていて、『あの映画みた?』と言っていたくらい、想像力が豊かな子供でした(笑)」