大阪・吉村知事 スーパーへの入場制限ルールを検討
大阪・吉村知事「スーパーマーケット」の入場制限ルールを検討
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、大阪府庁で行った定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止で、買い物客が多く訪れている「スーパーマーケット」について、入場制限・人数制限のルールを検討していることを明かした。 【中継録画】大阪府、休業要請に応じない場合「今週末に施設名公表」 吉村知事が会見(2020年4月22日)
「外出する時は少人数でお願いしたい」
吉村知事は会見の中で、スーパーマーケットや商店街で買い物客が多いという声が届いていることを明かした。 そして「スーパーで3密の状況になっている。外出する時は少人数でお願いしたい。大手のスーパーマーケットにレジでの距離をとってもらうよう要請はかけたところです」と説明した。 また「あわせて入場制限・人数制限についてもルールを検討している状況です。入場制限・人数制限のルールができたらお願いしていきたい」とも述べた。
「スーパーの中が『3密』にならないようにするというルールをつくる」
報道陣からは「スーパーの入場制限はどういうイメージか」という質問があった。 これに対し吉村知事は「人数が多くなってきた時に、レジではいろいろやってくれるようにはなると思うんですが、増えてきたときに何人超えたら入場宣言するだとか、スーパーの中が『3密』にならないようにするというルールを早急につくりたいと思います」と述べた。
「週内にはやりたいと思っています」
また「中にいる人が3密にならないためのルールづくり、スーパーの中にわんさかおるじゃないかとなったらあまり意味がないので、そういう状態にならないような人数制限ルールを作っていきたい」とした。 吉村知事は、このルールについては早急に作っていきたいという考えを示し「でき次第、公表するし、スーパーのみなさんにもお願いしていくことになると思う」と続けた。 報道陣からの「ルール策定の目安は?」という質問には「できるだけ早く、週内にはやりたいと思っています」と即答した。 吉村知事は、この後に行われた新型コロナウイルスの対策本部会議でもこの件にふれ、ルールづくりについて担当部署にできるだけ早い段階でお願いすることを求めた。 これに対し担当部署である危機管理室は「政府の方でも具体の対策を考えるとしているので、政府の対策と連携しながら今まで以上に強い具体的な要請を考えていきたいと思います」と答えた。