2023年度県内の学校で11件の暴力事件 県議会こども未来安心対策特別委員会【徳島】
JRT四国放送
徳島県内の小中学校や高校での暴力行為が増加傾向にある中、11月28日に開かれた県議会の特別委員会の中で、警察が2023年度、県内で11件の暴力事件があったことを明らかにしました。 28日の県議会こども未来安心対策特別委員会で護民官の扶川敦議員が、県内の学校での暴力行為の件数について質問しました。 これに応えた県教育委員会の担当者によりますと2023年度、県内の小中高校での暴力行為は736件で前の年度より215件増加しているということです。 この内、生徒間の暴力が545件と最も多く生徒から教師に対する暴力が77件となっています。 また県警の担当者は2023年度、県内で11件の校内暴力事件があり、児童生徒を検挙、もしくは補導したことを明らかにしました。 (県教育委員会いじめ不登校対策課・福多博史課長) 「学校だけで抱え込むことなく様々な専門家、関係機関と連携しながら対応している」 県教委では学校現場での犯罪行為に該当する暴力行為について、今後も警察と連携を図り速やかに対応するとしています。