インテリアデザイナーに聞いた、2025年に流行する寝室のトレンド5つと廃れるトレンド4つ(海外)
2025年は真っ白の空間は流行らない
ワンとノーランはともに、すべてを真っ白にしてしまうミニマリストのような空間は時代遅れになるとBusiness Insiderに話している。 ノーランは、真っ白の空間は「無機的な印象を与える可能性があり、今はより多くの人々が『色や素材など複数の要素を重ねた、深みや温かみのあるデザイン』に引かれている」と言う。 「すべて白で超ミニマリストのような見た目のものは、より温かみ、色、質感のあるものに取って代わられつつある」とワンは話している。 「真っ白ではなく、アクセントウォールカラー、ニュートラルカラー、アースカラーが増え、居心地が良く、招かれたような雰囲気を作り出すようなものになるだろう」
お揃いのセット家具は廃れつつある
統一されたスタイルで手軽なセットになっている家具は、異なるスタイルや素材を組み合わせて作り上げた、独自性のあるデザインの家具に取って代わられるとワンとクリステンセンは予測している。 「デザイナーたちは、素材、仕上げ、スタイルをミックスして合わせ、ユニークで時間をかけて集めたような雰囲気を作り出している」とワンは言う。 クリステンセンによると、洗練された見た目を作ってくれるお揃いのセット家具は便利な解決策だとは認識しているものの、個性や自己表現は一般の消費者にますます重要視されるものになっているという。 「人々は、より本物らしく、生活感のある空間づくりを求めるようになっている」と彼女はBusiness Insiderに話している。
2025年はインダストリアル色の強いスタイルはそれほど流行らない
ワンによると、超インダストリアルなインテリアは、2025年には寝室から姿を消すだろうという。 「特定の空間で使うのにはインダストリアルの要素はまだ人気があるかもしれないが、むき出しのレンガや金属などの直線的でシャープなものは、より柔らかく、自然からインスパイアされたようなデザインのものに取って代わられている」とワンは話している。 「より温かみのある感覚を生み出すために主流となっているのは、有機的なテクスチャーや天然の木材、落ち着いた色合いのものだ」