インテリアデザイナーに聞いた、2025年に流行する寝室のトレンド5つと廃れるトレンド4つ(海外)
トレンドになりつつある「リーディングヌック」
寝室はくつろぐための場所である。だからこそノーランは、「寝室を内省、休息、そして活力を取り戻すための空間に変える」人が増えると予想している。 彼女は、クライアントたちが、リーディングヌック(出窓のベンチ)や瞑想コーナーなど、リラックスできる特徴を寝室に取り入れることで、これをを実現するかもしれないと話している。 ロビンス・アーキテクチャ(Robbins Architecture)の創設者であるセレステ・ロビンズ(Celeste Robbins)も、2025年には部屋のコーナーに作り付けのヌックが人気になると考えている。 「寝室にある作り付けのヌックには、親密で落ち着くような魅力がある」と彼女は言う。 「ベッド以外で、くつろいで読書をしたり、エネルギーを回復できる場所になる」
天蓋付きベッドは寝室内に区切りを作る
自宅で仕事をし、スペースが狭くなっている今の時代、寝室はたびたび多目的に使われる環境であることをミランダは認めている。 べッドを視覚的にも物理的にも自分だけの快適な「サンクチュアリ(聖域)」として定義するために、天蓋付きのベッドは仕事・活動のためのエリアと、休息のためのエリアの境界を強化してくれるものになる。 「天蓋付きベッドは、睡眠スペースを神聖なものとして保つ方法であり、デスクや運動器具が置いてあるかもしれないスペースとを意図的に区切ってくれる」と彼女は話す。
壁紙も再び登場
モッド・アース・スタジオ(Mod Earth Studio)のオーナーで、主任デザイナーであるクリスティン・クリステンセン(Kristin Christensen)は、「寝室を大規模な工事をせずに魅力を高める最も簡単で費用効果の高い方法の一つは、壁紙を使って特徴のある物にすることだ」と話している。 彼女は、壁紙が再び流行している理由として、「壁紙は、工事やオーダーメイドで家具などを作ることに比べてずっと安価で、寝室に個性や華やかさを加える簡単な方法だからだ」と話している。