東京・トー横で少女ら29人補導 12月中、7割が都外から
警視庁少年育成課は17日、東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角やその周辺で12月中に少年少女ら延べ29人を補導したと発表した。約7割が東京都外在住で、過剰摂取(オーバードーズ)目的とみられる市販のせき止め薬を所持する少女が複数いた。少年育成課は「悪意ある大人が多い危険な街。安易に近づかないでほしい」と呼びかけている。 少年育成課によると、12月の土曜日の3日間(2、9、16日)、午後11時ごろから翌朝にかけ捜査員ら延べ110人で一斉補導を実施した。最年少は小学6年の女児。少女が26人で中高生や無職が多かった。20人が都外在住で石川県や京都府、岡山県、広島県から訪れた少女もいた。