高橋「1点にこだわる」、西田「世界一のオポジットに」、バレーボール新リーグ・SVリーグ、10/11(金)開幕!
続いて『2024-25 大同生命 SV.LEAGUE WOMEN』を。 10月12日(土)・13日(日)・NECレッドロケッツ川崎×埼玉上尾メディックス・川崎市とどろきアリーナ 山田二千華(NEC川崎)「今季私たちは『Our Way to Victory』というスローガンのもと、宇宙一輝く星へ進むためにクルーとともに挑戦し続け、限界を超えた先にある場所を目指す強い気持ちを込めている。夏場、サーブとオフェンス力を強化してきたので、初代女王を目指してがんばりたい」 山岸あかね(埼玉上尾)「今季はどんな状況でも一人ひとりがチームへの愛を忘れず、見に来てくれたファンにバレーの楽しさを伝えられるようがんばりたいと思う。ここにいる全チームでバレーを盛り上げていきたい」 10月12日(土)・13日(日)・デンソーエアリービーズ×アランマーレ山形・福島トヨタクラウンアリーナ モンチベレル ロザマリア(デンソー)「デンソーでもう一度プレーできてうれしく思う。この新たなリーグのために一生懸命練習してきたので、開幕が楽しみ。アランマーレは諦めないチームだと思うが、自分たちも負けずにがんばりたい」 木村友里(A山形)※『KOVO Cup』出場のためビデオ出演「デンソーさんは一人ひとりの個人能力が高く攻撃力が高いチームだと感じている。私たちの武器は組織力。そして今季はアランマーレ初の外国人選手が2名入り、これまでレベルアップしてきた日本人選手と融合し、今までにないアランマーレでSVリーグに挑むことができる。私たちのモットーである『善くて強い』チームで今年こそ勝利を掴み取りたい」 10月12日(土)・13日(日)・PFUブルーキャッツ石川かほく×ヴィクトリーナ姫路・とり野菜みそ BLUECATS ARENA 細沼綾(PFU)「今季かほく市に新たにできたとり野菜みそ BLUECATS ARENAで開幕できることをうれしく思う。今季は若手が増え、勢いのあるチームだと思う。その勢いをコート上で表したい。能登半島地震で被災された方に勇気や元気を送りたい」 宮部藍梨(姫路)「チームのモットーである『百%』をしっかり心に留めて、一人ひとりが今できる一番のプレーを発揮できるよう全員で戦っていくので、応援よろしくお願いします」 10月12日(土)・13日(日)・岡山シーガルズ×クインシーズ刈谷・山陽ふれあい公園総合体育館 宇賀神みずき(岡山)「新リーグを迎えるにあたり、長くチームを引っ張ってくれたベテランが引退し、新しいチームでの戦いになる。より進化した粘り強さと高く深い結束力、シーガルズならではの武器を大切に、チーム全員総力戦で戦い抜きたい。開幕戦でしっかり勢いを付け、リーグを通して成長できるよう戦いたい」 バムルンスック ハッタヤ(刈谷)「私たちのチームはいいチームだと確信している。チームは徐々に成長し、順位も上がっている。若い選手が多いチームだが、みんな才能がある。みんなで助け合いながら、毎日ハードな練習に励んでいる。私たちは絶対にファイナルに進むことができると確信している」 10月13(日)・14(月・祝)・大阪マーヴェラス×東レアローズ滋賀・HOS住吉スポーツセンター 林琴奈(大阪MV)「今季のチームは誰が出てもしっかり戦える選手層があり、アタックもディフェンスも粘り強く戦えるチーム。今季よりSVリーグとなり試合数も増えるが、どんな時もハードワークを忘れず、新生大阪マーヴェラスとして初代代女王を目座してがんばりたい」 青柳京古(東レ滋賀)「私たちはとにかくバレーを愛し、大胆に熱くプレーし、みなさんに感動を与えられるチームだと思っている。今季毎日の練習で成長し、開幕戦ではどんなバレーになるか私たちもまだわからないくらい毎日成長している。東レアローズ滋賀だけではなく、SVリーグと一緒に日本のバレーをけん引し、日本のバレーを強くできるようがんばっている。たくさんの人にバレーの魅力、バレーの深いところを知ってもらえるよう、初代女王を目指していきたい」 10月13(日)・14(月・祝)・SAGA久光スプリングス×KUROBEアクアフェアリーズ・久留米アリーナ 荒木彩花(SAGA久光)「SVリーグ初年度ということで、昨季の結果にこだわり、1点にこだわり、勝ちにこだわり、初代女王を目指したい。九州唯一のチームとして、九州の人が誇れるチームを目指したいと思う」 中村安里(KUROBE)「今季は『No Limit ~限りなき挑戦~』をスローガンに掲げ、たくさんの選手、スタッフとともに新しいチームに作ってきた。昨季の悔しさを忘れずに、目の前の一戦一戦でベストを尽くし、高みを目指して戦い抜く。たくさんの方に笑顔や元気を届けられる試合をしたい」 10月14日(月・祝)・15日(火)・群馬グリーンウイングス×Astemoリヴァーレ茨城・桐生ガススポーツセンター 白岩蘭奈(群馬)「私たちは昨季までディビジョン2の戦いだったが、新たにSVリーグで戦えることをうれしく思う。挑戦者として挑戦することを恐れず、より多くの方にグリーンウイングスの魅力を知ってもらえるよう一戦一戦思いを決めて戦いたい」 上坂瑠子(Astemo)「今季、『突破』という二文字を掲げ、一戦一戦全力で戦うことをモットーに、応援してくれる方に感動を届けられようがんばりたい」 開幕会見後には高橋(サントリー)と西田(大阪B)が囲み取材を実施。記者たちの質問に答えた。 高橋(サントリー)「(サントリー入りの決め手について)自分のため。自分が新しい場所で成長したいと考えた結果。僕の中でイタリアと日本の差はなく、自分次第だと思っているので、世界一を目指しているサントリーサンバーズならともに成長できると感じたので、最終的に決めた。 (自身の役割について)レシーブも得意としているので、ディフェンスもできて得点もできるサイドアタッカーは世界的に見ても限られているので、そういう長所を生かしていきたい。 (大阪Bの印象について)バランスのいいチーム。山内選手は高さがあるが、ライトから西田選手、レフトもロペス(ミゲル)選手、ジェスキー(トーマス)選手とバランスが良く、リベロの山本(智大)選手がいる中で、バレーボールの組織が高いチームだと思う。 (西田について)日本代表で一緒にやった選手が相手にいるのは新鮮。勝負の世界、お互いのことを知っているので、駆け引きも注目だと思う。相手のウィークポイントを突くというより得意な部分をふさいでいくイメージ。西田選手のサーブは武器だと思うので、自分がエースを取られずにしっかり返して攻撃に展開していきたい。 (今季の目標について)1点にこだわっていきたい。今回の『オリンピック』も1点に負けたので。1点を取るか取らないかが勝敗を決めるので。あと1点というシチュエーションはこのSVリーグでも出てくるので、そういう部分で取れる選手にならないといけないという意識を持ってやっていきたい」 西田(大阪B)「(自身の役割について)去年までとそんなに変わらないけど、チームの流れ、ゲームメイクをしていける選手でならないといけない。去年以上のパフォーマンスをしっかり出すコンディションを作っているところ。 (サントリーの印象について)ムセルスキー(ドミトリー)選手が主体で攻めてくると思うが、高橋選手が入ったり、守備的な選手が入ったりで、そんな簡単に決まったりするわけではないと思うが、こっちもラリーをしっかり制する準備をしないといけない。こちらが劣るとは思っていないが、似たようなチーム同士なので、どっちに転んでもおかしくないゲームになると思う。 (高橋について)バチバチな話はしていない。シーズンの1試合。自分たちが勝つというのはお互いにスポーツ選手として当たり前の感情なので。自分と高橋選手が注目してもらっている中で、どうやってバレーボールを広めるかという仕事をやっていかないといけない。ここは負けられないというのは個人的にはないが、オポジットとしてしっかり相手のディフェンスを取られない、ブロックに対してブロックアウトを狙ったり、常に点を取れるオプションを持っていたい。 (今季の目標)世界一のオポジットになるという目標は常に持っている。それがないと自分のやることがなくなる。世界一のオポジットとは100%決めることなのかというとそうではないし、チームを勝たせるために何か捨てるわけでもない。世界一のオポジットになるためにはみなさんに認めてもらえる努力や結果が必要になるので、まず自分の中でやれる100%をやっていきたい」 『2024-25 大同生命 SV.LEAGUE MEN』は10月11日(金)、『2024-25 大同生命 SV.LEAGUE WOMEN』は10月12日(土)に開幕。10月11日(金)に坂東祐大作曲のSV.LEAGUE公式アンセム「Stories」を披露し、漫画『ハイキュー!!』(著者・古舘春一)とのコラボキービジュアルもお披露目となる。『2024-25 大同生命 SV.LEAGUE CHAMPIONSHIP FINAL WOMEN』は2戦先勝方式で2025年5月2日(金)~4日(日・祝)・有明アリーナ、『2024-25 大同生命 SV.LEAGUE CHAMPIONSHIP FINAL MEN』は2戦先勝方式で2025年5月3日(土・祝)・有明アリーナ、5日(月・祝)・6日(火・休)・LaLa arena TOKYO-BAYにて開催。10月11日(金)・サントリー×大阪Bの模様はフジテレビ、10月12日(土)・NEC川崎×埼玉上尾の模様はBSフジにて生中継。 取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)