輪島の不明男性捜索再開 3月中断、安全確保で工事
石川県警は24日、能登半島地震による土砂崩落が起きた輪島市市ノ瀬町で、行方不明になっている男性1人の捜索を再開した。二次被害の恐れがあるとして、3月5日以降、捜索を中断し、安全確保のための地盤工事を進めていた。 行方不明になっているのは、瓦ぶき職人の垣地英次さん(56)。毎週末、崩落現場に通っているという兄弘明さん(59)は、捜索を前に取材に応じ「ようやく再開された。弟は亡くなっているかもしれないが、早く見つかってほしい」と話した。 捜索には県警に加え、地盤工事を担った国土交通省の職員も参加。