次期朝ドラ『おむすび』緒形直人・キムラ緑子・新納慎也ら神戸編キャスト6名解禁
9月30日スタートする橋本環奈主演の2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか)で、神戸編に登場するキャストとして、緒形直人、キムラ緑子、新納慎也、内場勝則、内海崇(ミルクボーイ)、岡嶋秀昭の出演が発表された。内海は連続テレビ小説初出演。 【写真】『おむすび』カラフルでかわいいロゴも完成! 本作は、平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。平成の始まる日に生まれた主人公・米田結は、生まれてから福岡・糸島に移り住むまでの約6年間を神戸で過ごし、さくら通り商店街にある理髪店を営む神戸の自宅で1995年1月17日を迎える。結やその家族、周りの親しい人々は大きな震災を体験し、その経験が彼女の運命を大きく変えてゆく。 緒形直人が演じるのは、神戸・さくら通り商店街で靴店を営む、腕利きの靴職人・渡辺孝雄。寡黙で口下手なため誤解されやすい。以前に妻を亡くしてから頑固になり、商店街の中で孤立するように。男手ひとつで一人娘を育てている。 緒形は「この人物の心を丁寧に演じたいと思っています。現場は活気があり、良い作品を届けようと皆で頑張っています。その思いを届けたいです」とコメント。 キムラ緑子が演じるのは、さくら通り商店街で夫婦で総菜屋を営む佐久間美佐江。明るく豪快な性格で、震災後は避難所の運営にリーダーシップを発揮する。娘の菜摘は結の同級生で友人。うわさ話が大好き。 キムラは「もともと関西出身ですので、また大阪で朝ドラの撮影ができ、関西弁でお芝居ができることを嬉しく思っています。演じる美佐江は、困難の中にあっても皆の背中をたたくことができる元気で明るく強い人です。さくら通り商店街の皆とのシーンはとても居心地が良く、その空気感や商店街の一体感が、観てくださる方にも伝わればいいなと思っています」とコメントしている。 新納慎也が演じるのは、神戸市役所の職員で、米田家が営む理髪店の常連・若林建夫。さくら通り商店街にアーケードを設置する計画の担当者で、聖人に商店街側の責任者になるよう依頼する。震災時の対応、そしてその後の復興に奔走する。 新納は「昨年に引き続き朝ドラ出演となり大変嬉しく思っています。しかし、昨年とは『真逆』と言ってよい様な役柄になりそうです。神戸出身者として、阪神・淡路大震災も描く作品ということに、古傷がヒリヒリするような感覚を覚えました。それは『傷』でもあり、もしかしたら『誇り』でもある気がします。この感情をなんとか芝居に反映させつつ、地震大国である日本が歩んで来たように、力強く前向きになれるようなパワーある作品が出来上がればと思っています」と語る。 『吉本新喜劇』で活躍する内場勝則が演じるのは、高橋テーラーの店主・高橋要蔵。体を鍛えるのが趣味の元気なおっちゃん。よく米田家が営む理髪店に入り浸っている。地震後、米田家と同じ宝井小学校に夫婦で避難し、聖人たちと共に避難所の運営に加わる。 『M‐1グランプリ』チャンピオンのお笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇が演じるのは、宝井小学校の教師・大崎彰。米田家が営む理髪店の常連で、トレードマークの角刈りは聖人の力作。震災時に勤め先の小学校が避難所になる。 岡嶋秀昭が演じるのは、神戸さくら通り商店街にある福田整体院の院長・福田康彦。面倒見がよく、世話焼きで、人情に厚い。熱心なオリックスファン。震災後、米田家が糸島に移住したあとも、一家のことを気にかけ続ける。 また、本作の番組ロゴが完成した。デザインを担当した大島慶一郎は「主人公・米田結が栄養士として大切なものを結んでいく、その成長の過程を表現したタイトルロゴです。食にまつわるさまざまな『栄養』を組み合わせて、『おむすび』を形作り、紐(ひも)で結んでいるかのような形状の文字を、野菜・果物・肉・魚などのカラーで彩りました。結ぶロゴにすることで、人と明るい未来を結び、リズミカルに上下している配置は、山あり谷ありの人生を乗り越えていく、主人公たちの歩みを象徴しています。カラフルなロゴが、視聴者の朝をポジティブな気持ちにしてくれることを願っています」としている。 連続テレビ小説『おむすび』は、NHK総合ほかにて9月30日より放送。 ※キャスト・制作統括からのコメント全文は以下の通り。