デビュー戦で負傷のヴァラン…セスク監督が離脱期間に言及「最低でも1カ月」
コモを率いるセスク・ファブレガス監督が、元フランス代表DFラファエル・ヴァランの状態に言及した。17日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』がコメントを伝えた。 レアル・マドリードで数々の栄冠を勝ち取り、FIFAワールドカップロシア2018を制した31歳のヴァランは、今夏マンチェスター・ユナイテッドとの契約満了に伴い、セリエA昇格組のコモにフリートランスファーで加入。1年の延長オプションが付帯した2026年6月30日までの契約を結んだ。 ヴァランは11日に行われたコッパ・イタリア1回戦サンプドリア戦で先発出場してコモでの公式戦デビューを果たしたが、23分に左ひざを痛めて負傷交代していた。セスク監督は同選手の状態について、「彼はひざに問題を抱えている。1カ月かかるのか、2カ月か3カ月か…。2日で治るものではないが、どれくらいの期間離脱するのかは現時点で言えない」とコメント。全治期間は明言せず、最低でも1カ月の離脱が見込まれることを明かした。 「彼の状態がどうなっているのか、注意深く観察していく必要がある。十字じん帯ではなく、左の内側じん帯だ。全治2カ月、3カ月、1カ月半になる可能性はあるが、1カ月を下回ることはないだろう」 コモは19日のセリエA開幕節でユヴェントスと対戦し、26日に第2節カリアリ戦、9月1日に第3節ウディネーゼ戦を控えている。9月の代表ウィーク明けにはボローニャ戦が予定されているが、同試合でヴァランのセリエAデビューが実現することはあるのだろうか。
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